【展示】「髙崎洋祐展 Duality theory:双対性理論」
アート
銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 2024年11月16日(土) - 12月06日(金)
アーティスト・彫刻家、髙崎洋祐の展示を2024年11月16日(土)~2024年12月6日(金)の会期で銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンター前にて開催いたします。是非ご高覧ください。
以下作家より、本展によせてのテキストです。
以下作家より、本展によせてのテキストです。
【作家より:本展によせて】
私はこれまで、二体一対になった作品を表現の中に頻繁に取り入れてきました。
理由は立体作品が放つ空間性がより強調しやすくなるからということと、二つの実在の「間」の中に物語を想像して欲しいからということが挙げられます。
例えば、俵屋宗達の風神雷神図屏風や寺社の門に立つ金剛力士像など、双対になった作品は目には見えない「間」をその作品の中に含んでいます。「間」は、始と終、表と裏、生と死、静と動といった対極にある双対関係をつなぐ役割をしていて、形として表された「始まり」と「終わり」という要素を手掛かりにして私たちはその「間」に自分なりの物語を想像することができます。物事の裏側や、物事と物事の間にあるものは一見目には見えないものですが、見えないものを想像する力が、今も、これからも肝心なんだと思っています。
昔も今も、いたる所でそれぞれの正義や主張によって世界は分断し続けています。多くの人間が求めても得難い、平和、自由、平等、正義、といった類のものも、きっと「間」の中に成立するのではないでしょうか。自分とは違う視点で物事を見ること、正反対のアプローチを試みることは、それまで存在しなかった新しい物語を生み出すことになるかもしれません。それがたとえ幻想のように思えても、アートで物語を紡ぎ続けることは未来に何かしらの変化をもたらすと信じています。
私はこれまで、二体一対になった作品を表現の中に頻繁に取り入れてきました。
理由は立体作品が放つ空間性がより強調しやすくなるからということと、二つの実在の「間」の中に物語を想像して欲しいからということが挙げられます。
例えば、俵屋宗達の風神雷神図屏風や寺社の門に立つ金剛力士像など、双対になった作品は目には見えない「間」をその作品の中に含んでいます。「間」は、始と終、表と裏、生と死、静と動といった対極にある双対関係をつなぐ役割をしていて、形として表された「始まり」と「終わり」という要素を手掛かりにして私たちはその「間」に自分なりの物語を想像することができます。物事の裏側や、物事と物事の間にあるものは一見目には見えないものですが、見えないものを想像する力が、今も、これからも肝心なんだと思っています。
昔も今も、いたる所でそれぞれの正義や主張によって世界は分断し続けています。多くの人間が求めても得難い、平和、自由、平等、正義、といった類のものも、きっと「間」の中に成立するのではないでしょうか。自分とは違う視点で物事を見ること、正反対のアプローチを試みることは、それまで存在しなかった新しい物語を生み出すことになるかもしれません。それがたとえ幻想のように思えても、アートで物語を紡ぎ続けることは未来に何かしらの変化をもたらすと信じています。
髙崎洋祐
「Duality theory -帝釈天-」
[アーティストプロフィール]
髙崎洋祐/Yosuke Takasaki
髙崎洋祐/Yosuke Takasaki
- 1987
- 大阪府出身
- 2012
- 金沢美術工芸大学美術科彫刻専攻卒業
■個展
- 2021
- 高崎洋祐展”Glossy shape”/大雅堂(京都)
- 2018
- 高崎洋祐展“ヒュブリダの系譜”/ギャラリー中井(京都)
- 2016
- 高崎洋祐展“立体 Empathy”/ギャラリー中井(京都)
- 2015
- “SCULPTURES 今は誰も見なくなった夢のつづき”/ギャラリー中井(京都)
- 2014
- “FACTOR3 ファクターキューブ”/ギャラリー中井(京都)
■グループ展
- 2021
- 第8回彫刻コンクール入選作品展 / 日本芸術会館(神戸)
- 2020
- 日本テレビ”明石家画廊”/ 聖徳記念絵画館(東京)
日本テレビ”明石家画廊”/ CARATO71代官山(東京) - 2019
- 台湾国際木彫コンペティション2019”/三義木彫博物館(台湾)
第7回彫刻コンクール入選作品展 / 日本芸術会館(神戸) - “Kyoto Art for Tomorrow"京都府新鋭選抜展2019/京都文化博物館(京都)
- 2018
- 複号の彫刻家たち展 vol2” / 大雅堂(京都)
- 2017
- 台湾国際木彫コンペティション2017”/三義木彫博物館(台湾)
- 2016
- トーキョーワンダーウォール公募 2016 入選作品展”/TWS shibuya(東京)
琳派400年記念 新鋭選抜展”/京都文化博物館(京都) ...他
■アートフェア
- 2024
- ART FAIR TOKYO 2024 / 東京国際フォーラム
- 2023
- ART TAIPEI 2023 / Taipei WTC
art KYOTO 2023 / 元離宮二条城
ART Taichung 2023 / The Lin Hotel Taichung
ART FAIR TOKYO 2023 / 東京国際フォーラム - 2022
- ART TAIPEI 2022 / Taipei WTC
- 2021
- Art Collaboration Kyoto 2021 / 京都国際会館
■入選
- 2019
- “Kyoto Art for Tomorrow"新鋭選抜展2019 入選(同 2018,2016)
- 2017
- “台湾国際木彫コンペティション2017” 入選(同 2016, 2014, 2012)
- 2016
- “トーキョーワンダーウォール公募2016” 立体 映像 インスタレーション部 門 入選
■受賞・助成
- 2024
- 日本芸術協会奨学金(公益財団法人日本芸術協会、同 2022、2023)
- 2021
- 第8回彫刻コンクール 優秀賞
- 2019
- 第7回彫刻コンクール 優秀賞 (作品買い上げ)
- 2011
- 第32期国際瀧富士美術賞(公益財団法人日本交通文化協会)
■コレクション
- 2019
- 日本芸術会館 / (神戸)
■メディア
- 2023
- BSフジ「ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~」
- 2022
- 日本テレビ「THE ART HOUSE ~そのアートは100年後に残せるか~」
- 2020
- 日本テレビ「誰も知らない明石家さんま第6弾」
日本テレビ「明石家さんまの転職DE天職第9弾」
[販売について]
作品は銀座 蔦屋書店店頭にて2024年11月16日(土) より販売いたします。
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
作品は銀座 蔦屋書店店頭にて2024年11月16日(土) より販売いたします。
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
- 会期 2024年11月16日(土) - 2024年12月6日(金)※終了日は変更になる場合があります。
- 時間 当店Webサイトをご確認ください。
- 場所 銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3575-7755