【広島 蔦屋書店】貴女のこと わたしのこと
フェア・展示
1号館1F マガジンストリート 2024年08月08日(木) - 09月19日(木)
最近この本よさそう、と手にとるのはエッセイが多い気がします。それは想いがじんわりと伝わってくるような素敵な装丁の魅力もありますが、やはり人に歴史あり!人の数だけ人生があるんだなと感じることができるからではないでしょうか。自分とはかけ離れた生き方、些細なことに共感できる生活、なんでもないような暮らしの端々に垣間見える痛み、人の人生について想いを馳せることは、自分と向き合う事にもなると思うのです。
「エッセイが好きです」
この会社の面接で私はそう答えました。
その時、「これからエッセイの売り上げは伸びると思いますか?」そう質問されたけれど「はい!」と答えることができませんでした。
ただ漠然と言えませんでした。
何故なのかは分かりません。
その時、「これからエッセイの売り上げは伸びると思いますか?」そう質問されたけれど「はい!」と答えることができませんでした。
ただ漠然と言えませんでした。
何故なのかは分かりません。
私には大好きなエッセイがあり、その本のことをたくさんの人に知って欲しい、読んでもらいたいとの思いで書店員になりました。
今でも1番好きな作家さんです。その人の日常を読んで、私の心は一瞬で持っていかれました。まっすぐな言葉、飾らない想い、痛いほどに伝わる心の描写に。
今でも1番好きな作家さんです。その人の日常を読んで、私の心は一瞬で持っていかれました。まっすぐな言葉、飾らない想い、痛いほどに伝わる心の描写に。
今ではさまざまなジャンルを読みますが気になるのはやっぱりエッセイ。目次をみてパラパラ読んで気に入ったら購入して。つまり積読が多いのだけど、いつか読むタイミングがくるような気がするのです。
ずっとやってみたかったエッセイのフェアを開催いたします。こんなにたくさんの素晴らしいエッセイがあるんですもの、今だったらあの時の質問に「はい!」と答えることができます。
心に響く一冊が見つかりますように。
貴方のことはわたしのことかもしれません。
貴方のことはわたしのことかもしれません。
広島 蔦屋書店 藤原さゆり
広島 蔦屋書店では女性のエッセイや日記を集めたフェアを開催します。
「それでも生きていく」「働き方の着地点」「カラダとココロの不条理」「豊かさの根っこ」「笑うヒント」「食べることについて」この6つのテーマに分類して展開しました。定番から癖の強いもの、話題の新刊も並びます。心に響く1冊を見つけていただけると嬉しいです。
- 期間 8月8日(木) - 9月19日(木)
- 場所 1号館1F マガジンストリート