【広島 蔦屋書店】「広島 本屋通り」31の書店が選んだ 「本屋を作った原点の1冊」と「今おすすめの1冊」

フェア・展示
1号館1F マガジンストリート 2022年04月20日(水) - 05月31日(火)
5月1日に広島 蔦屋書店で開催された「広島 本屋通り」には中四国の31の書店が参加しました。参加いただいた書店にはそれぞれの思いや経緯があり、個性や魅力にあふれています。そんな書店の店主にそれぞれ「本屋を作った原点の1冊」と「今おすすめの1冊」を教えてもらい、集めて並べてみると、とても面白いフェアになりました。あの本屋さんを作った原点の1冊とは!あの店主さんのおすすめ本は!店名とタイトルのPOPを見ながらぐるりと一周してみるだけでも楽しいです。個性豊かな書店主の選んだ本をぜひこの機会にご覧ください。
 
 
【展示書店】
アカゲラブックス(鳥取)/ あすな書店(島根)/ 甘茶書店(呉)/ 雨と夢の本屋(山口)
・本屋アンラーン(福山)/ 岩永書店(福山)/ ウィー東城店(庄原)/ エムズ☆SAIKI(大竹)/ 音鳴文庫(島根)/ 神鳥書店(熊野)/ 汽水空港(鳥取)/ 句読点(島根)/ 廣文館(広島)/ こりおり舎(愛媛)・Satellite(岡山)/ 三帆堂(愛媛)/ TUGBOOKS(香川)/ 椿古本店(広島)/ 冬營舎(島根)/ nicenonsensebooks(広島)/ 古本と珈琲楢(広島)/ 古本斑猫軒(岡山)/ フタバ図書(広島)/ ホリデイ書店(廿日市)/ 本と自由(広島)/ 本の轍(愛媛)/ マハ書店(広島)/ ふるほん三ツ矢(安芸高田)/ 451BOOKS(岡山)/ 螺旋(愛媛)/ READANDEAT(広島)
 
 
またそんな31書店の紹介と本屋の歩みにまつわる特集を掲載した冊子「本屋の現在地」も販売中です。本書にも「本屋を作った原点の1冊」を掲載しています。1冊への熱いコメントもお楽しみいただけますので、こちらもぜひご覧ください。
 
 
 
 
 
 
「古本斑猫軒」が選ぶ「本屋を作った原点の1冊」
 
 
『ボン書店の幻』内堀弘
昭和30年代に存在した来歴不明の出版社「ボン書店」について、詩歌句専門の古書店主である著者が調べあげ、その輪郭を明らかにしてゆく。じっさい、著者の内堀さんとは比べるべくもないほど未熟な当店でさえ、古本屋という仕事は小さな発見と勉強の連続。それらを飽かず積み重ねよ、と諭された気持ちになる、背筋の伸びる一冊。
 
 
「ふるほん三ツ矢」が選ぶ「本屋を作った原点の1冊」
 

『ブラックジャック』手塚治虫
逆境に苦悩しながらも立ち向かう姿勢に勇気を貰いました。この本を売る為に仕事してます。
 
 
「451BOOKS」が選ぶ「今おすすめの1冊」
 
 
『ぼくがラーメンを食べているとき』長谷川義
僕たちが何気なく(しあわせに)日常生活を行っている今も、世界ではロシアによるウクライナへの軍事侵攻や、シリア内戦、各地で紛争に巻き込まれ、生活や、人生そのものを破壊されている人々がいる。同じ空の下、物理的にも繋がっていること以上に、経済でも宗教でも政治でも自分たちとは関係ない世界はない。SNSやマスコミに踊らされることなく、違和感を意識して、本を読み、調べて、聞いて、考えて欲しい。
 
 
「本の轍」が選ぶ「今おすすめの1冊」
 
『ぼくにはこれしかなかった』早坂大輔
日々を流されるように生きてきた著者の早坂さんがサラリーマンを経て起業するも上手くいかず、岩手県盛岡市に小さな本屋「BOOKNERD」を開業するまで、そして開業後の紆余曲折と人生に起こったさまざまな出来事が綴られている。日々何かに悩み、自分の生き方を見つめ直したいという方にはヒントとなる一冊。さながら現代版の「就職しないで生きるには」です。
 
  • 期間 4月20日(水) - 5月31日(火)
  • 場所 1号館1F マガジンストリート

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