【フェア】菅原敏 新詩集 『珈琲夜船』

銀座蔦屋書店ライフスタイル・トラベルセクションでは2024年11月8日(金)～11月22日(金)に菅原敏　新詩集『珈琲夜船』を開催いたします。

 

刊行に合わせ、限定のポストカードセット(一遍の詩を活版印刷したポストカード×２種、かじおかみほ氏の写真を印刷したポストカード×１種計３種)及び、A３サイズのポスターを展示・販売いたします。
なお店頭でのみ直筆サイン本のご用意もございます。
※前作『季節を脱いで ふたりは潜る』をご購入いただいた方は、読者特典〔電話朗読室〕にて『珈琲夜船』の中からも詩を一編お選びいただけます。

 

珈琲の書棚にて展開しております。ぜひ合わせてお楽しみください。

 

◎菅原敏　新詩集 『珈琲夜船』
皿にこぼれ落ちた黒を飲み干せ　
祈るよりも歌え　
その波に飲み込まれ　
深い底に沈む前に

 

菅原敏、待望の第４作は珈琲を片手に、見知らぬ夜の旅に出る“小舟”としての詩集。
コーヒーの葉を思わせるグリーンの装丁をひらき、頁をめくれば、漆黒の海を一艘の船が漕ぎ出し、どこか懐かしい情景が浮かぶ。詩集には、2019年にフランスのナダール賞を受賞した写真家・かじおかみほによる、遠い記憶の断片のような白黒写真が挟み込まれる。《タンザニア》《コロンビア》などの珈琲豆の産地を冠した詩、スターバックスWEB連載「A Cup of Poem」からの詩ほか、全31編を収録。あとがきには文芸誌『群像』にて発表されたエッセイに加筆修正した「珊瑚と珈琲」を掲載。

 

[プロフィール]

菅原敏 (すがわらびん)
詩人。2011年、アメリカの出版社PRE/POSTより詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』をリリース。以降、執筆活動を軸にラジオでの朗読や歌詞提供、欧米やロシアでの海外公演など幅広く詩を表現。近著に『かのひと 超訳世界恋愛詩集』（東京新聞）、『季節を脱いで ふたりは潜る』（雷鳥社）。東京藝術大学 非常勤講師。

 

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